オーガニックコスメは効果がない!? TOFUllyのオーガニックスキンケアの考え方【TOFUlly JOURNAL Vol.2】
こんにちは! TOFUlly代表・美容家の継田理恵です。
弊社TSUKUYOMIからローンチした、世界初の成分・おからエキスをたっぷり使った『TOFUlly ミルクエマルジョン』。オーガニックオールインワン乳液として、とくに乾燥肌や敏感肌の方に喜んでいただいています!
もちろん、乾燥肌や敏感肌でない方でも、洗顔後1本でエイジングケアまで叶えるオールインワンなので、1本持っておくと安心のアイテムなのですが……
“オーガニックコスメ”と聞くと、なんとなく「肌にやさしい」とか「効果が弱そう」「肌が弱い人が使うもの」と思う方もいるのではないでしょうか。
そもそも、「オーガニックコスメの定義って?」「オーガニック認証がないコスメはよくないの?」と、オーガニックコスメを“よくわからないもの”と思っている方も少なくないかもしれません。
今回の『TOFUlly JOURNAL Vol.2』では、オーガニックコスメ、とくにスキンケアにおけるオーガニックについて、綴りたいと思います。最後まで読んでいただくと、オーガニックコスメのイメージが変わるかもしれません!
■オーガニックスキンケアは効果がないって本当?
オーガニックスキンケアで、今あるシミを明日消すことはできません。でもそれは、デパコス、ドラコス、韓国コスメなど、全ての化粧品に言えること。
肌を化粧品でお手入れするスキンケアにおいて、「オーガニックだから効果がない/弱い」ということはありません。
オーガニックスキンケアの特徴は、「植物の力を活かしていること」と考える人が多いのではないでしょうか。でも実は、デパコスなどのスキンケアアイテムでも、植物由来成分がキー成分として使われています。
例えば、POLAさんのB.Aシリーズ。とても人気なラグジュアリーアイテムですが、TOFUlly(トーフリー)と同様にヨモギを活かした成分が使われています。製法などは違えども、植物の力でスキンケアをする点では共通です。
また話題の韓国コスメも、シカ成分で注目されていますが、シカ成分とはツボクサという植物から採ったエキスのこと。シカという名がついて斬新な成分のように感じますが、実は古くから美容に用いられてきた植物が活用されています。
これらのように、多くの化粧品が植物の力を活かしていますが、オーガニックコスメと一般コスメの違いは何なのか……。ざっくりと言うと、次の4つの特徴が挙げられます。
(1)オーガニックコスメは、抽出溶剤や乳化剤、保存料、着色料香料など、美容成分以外のところも重視している。(使用しない、または肌への負担を優先的に考えて成分設計している)
(2)オーガニックコスメは、使用する植物の栽培や製造において、環境に配慮している。
(3)オーガニックコスメは、有機JAS圃場の基準やダイナミック農法などに基づいて、手間暇をかけて育てられたパワフルな植物を用いている。
(4)オーガニックコスメは、化学成分、石油由来成分を極力使わない。
こうした特徴は、とくに敏感肌、乾燥肌の方にとって、安心材料になりますよね。でも必ずしも「オーガニックコスメ=肌にやさしい」とも言い切れません。植物由来の成分でも、かぶれたりトラブルが起きたりすることもあるからです。
ただ、肌に合う合わないがあるのは、どんな化粧品にも言えること。オーガニックコスメや一般コスメ、医薬部外品に関わらず、もしアレルギーやかぶれたことのある成分があれば避けるのが無難です。
また一般コスメには、元々医薬品だったけれど化粧品でも使えるようになった成分や、メーカーが化学合成して開発した画期的な成分も使われています。美白成分のトラネキサム酸や、シワ改善で有名なナイアシンアミドなどです。
こうした効果が認められたものも、やっぱり魅力的ですよね!
TOFUllyとしては、「オーガニックコスメだけでキレイを目指そう!」とは掲げておらず、オーガニックコスメと攻めのアイテムや美容医療をうまく組み合わせることも提案しています。
実際に、美容医療を受けている方、ハイドロキノンやレチノールを使ってスキンケアをしている方が、それ以外は肌をいたわりたいということで、TOFUllyを愛用してくださっています。
もしTOFUllyとの併用の仕方に迷ったら、お気軽にお問い合わせくださいね。
■オーガニックコスメの定義とは
先にオーガニックコスメの特徴として、4つポイントを挙げました。でも、「はっきりした定義はないの?」と思う方もいるかもしれません。
結論から言うと、オーガニックコスメに明確な定義はありません。
残念ながら、オーガニック植物成分が少ししか入っていなかったとしても、化学溶剤を使って抽出した成分を使っていたとしても、「オーガニックコスメです!」と名乗れなくもないのが実情です。
全成分一覧を見ても、化学溶剤を使っていないか、どれだけのオーガニック植物成分が使われているか、ユーザーが読み解けないのも事実。
またオーガニック認証マークも、化粧品選びの目安にはなりますが、意外とオーガニックファンが気にする類の保存料や旧指定成分などがOKだったりもするので、認証マーク頼みにしてしまうと自分のこだわりに反するものを手にすることになるかもしれません……。
TOFUlly(トーフリー)は、製品自体や成分1つ1つにオーガニック認証を取っているわけではありません。でも、それ相当かそれ以上のこだわりをもって、有機JAS圃場で無農薬、無化学肥料で大切に育まれた植物から、化学溶剤を一切使わずに抽出したエキスを使っています。
有機JAS圃場で栽培したエキス以外の成分も、国産の素材で化学溶剤を使っていない成分など、グレードの高いものです。
とてもラグジュアリーな内容になっているので、皆さんに自信をもってお届けしています♪(原価がすっかり高くなってしまったけど……)
TOFUllyだけでなく、オーガニックコスメが「やさしい=効果が弱い」で終わってしまうのはさみしいこと。
大手メーカーをはじめ、ほとんどの化粧品ブランドが植物の力を活かしていること、 植物にものすごいパワーがあることを知ってもらえると、オーガニックコスメの見方が変わるのではないかなと思います。
TOFUllyに採用している植物のパワーについては、また『TOFUlly JOURNAL』でご紹介しますね。
それでは、また次回もお楽しみに!